RO(ses)「ちょっと武将とおりますよ」マスターだった人の日記。


by noo183
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まほうのゆび

というトリックがあるらしい。
両手の指を一本ずつ数えていくと、
何故か10本ではなく11本になってしまうというまさに魔法のようなトリック。

「いきますよー。魔法の指が1本あります2本あります3本あります~。」

と、一生懸命後輩はやってくれたわけだが、俺に一発で看破された。
悲しい事に、俺は騙されまくったせいで疑い深くなったらしい。


「まぁ、お前の手品なんてしょせんその程度だな・・・」


と薄ら笑いを浮かべ、俺は財布の中から100円玉を出した。
まるで俺との手品力の差を見せ付けるかのように、
「右手にあった100円が左手に移動する手品」を披露。

バカめ・・・・・・ついてこれまい!


「はっ、そんな一発でタネのわかるような事しかできないんですか?」


コノヤロウ( ´Д`)・・・








これは勝負でカタをつけなければ気が済まない。
コイツは倒す。


ただ、そもそも俺たち・・・・・というか大人ってのは手品を目の前にすると
どうしてもトリックを見破るような見方になってしまう。
手品とはもっと純粋に見る人を楽しませる為にあるはずだ。
何かいい勝負方法はないかと思い、
寿司屋の廊下を覗いて見ると、いるじゃない・・・・・

ヒマをもてあまして宴会部屋から出てきている男の子(5歳くらい)が。

純粋な子供を感動させてこそ、真の勝者。
というわけで、こっそり近づく俺たち2人。


「ねぇ、指が11本になる手品を見たくない?」


と、後輩がまず先行のようで、俺は少し離れた場所から見学。
さっきは気付かなかったが、離れた場所から見ると、
寿司屋の格好した男が手品を見せているという光景はかなり異常だ。

これはやべぇ。

後輩はそんな事を気にするそぶりも見せず、
「まほうのゆび」を見せていく。
子供の視線はクギ付けだ。


「・・・・・10本、11本。 あれ、11本だ!」


と、見せ終わったようだが子供からの反応が返ってこない。

後輩「なんでかわかった?」
男の子「わからない。」
後輩「すごいでしょ?」
男の子「ううん。」

トリックはわからないらしいが、
すごくないと答えるあたり、反応はイマイチだ。




こりゃもらったなと、今度は俺が

「じゃあ100円玉の手品見せるねー。」




(中略)




俺「何でかわかった?」
男の子「わからない。」
俺「すごいでしょ?」
男の子「ううん。」


( ´Д`)・・・

コレ、単にこのガキ 男の子がかわいくないだけなんじゃ・・・
結局引き分けって事で、俺たち2人は仕事に戻っていった。



ただ、15分経っても子供はその場から動かなかった。



30分経ってもその子はその場から動かなかった。



さすがに俺たちも不審に思い、その子の様子を見てみると、
すごくないといったのに、ずっと手を動かしてるんだ。

どう見ても、まほうのゆびの本数を数えているんだ・・・・



そして俺の背中を叩く後輩の手。
「まぁ、これが子供に夢を与える実力の差ってやつですか?」



これは本気で悔しいわちくしょ━━(    ) ´゚д゚`━━ッ !
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by noo183 | 2006-10-22 00:18 | 普通日記